Vol.seven
 
bbs
cinema
football
diary
photo
jump
Las Vegas 〜 びびりまくってた雨男!? 〜
人生初の海外旅行でラスベガス。ドキドキしながらも、カジノで大当たりしたらどうしようなどと密かに思いつつ成田へ。パスポートだけは死んでも離さないという意気込みを裏腹に出国、入国などスムーズに進んでホッと一息。

普通に見ると明らかにデカイんだけど、その目の前に世界最大のホテルにして世界最大のカジノという肩書きを持つ「MGM GRAND」がそびえ立ってしまうと、しょぼく見えてしまうホテル「SAN REMO」。初めてラスベガスに来る日本人も多く利用するとかで、そのサンレモが宿泊ホテル。

とにかくラスベガスのホテルは、入るとあるのはロビーではなくとてつもなく広いカジノ。他に様々なSHOPもありホテルなんだなというコトを忘れてしまうほど。「ラスベガスに来たら、寝てはダメ」と現地の方に言われ、しかもホテルの部屋もくつろげるようにはできてないという。すべてはカジノに目を向かせ、部屋では過ごさせないというのが狙いとか。 しかし、いくら寝るなと言われても、初の時差ボケなどでカラダが言うことを聞いてくれないのではしょうがないので食事を済ませ、軽くカジノをやってみて、就寝。

ハンパなくでけぇのMGM カジノ内にライオンいるんです
MGM GRAND

この日は実弾射撃ツアーの日。銃を撃つなんてコトはまずないので(あったら怖い)アメリカに行く機会にぜひ!と思い事前にオプションとして申し込んでおいた。射撃場に行くまでの車の中で、銃の扱い方や注意事項などの説明を受けたが、耳にタコができるくらい何度も繰り返し言われたコトは弾が入ってる入ってないに関わらず、銃口を人に向けないコト(映画みたいにかっこつけるのはまず無理)。

射撃場に着くと、まず目に飛び込んできたのが壁にずらっと並べられた大小さまざまな銃。そして、本物の銃の音を聞いて心臓バクバク状態。ツアー案内人の方に、「ちょっと座って待っててよ」なんて言われたが、座って待てるほど落ち着いていられるはずがなく、好奇心と不安の間を行ったり来たり。

威力の小さな銃から撃っていくのだが、最初のものでも撃った時の衝撃が激しく、びびりまくっていた。そして、最後に世界最強最大の50口径「デザートイーグル」の射撃に。これは、威力がハンパないので今までとは別室に連れて行かれた。ジャンケンで負けたオレは一番最初に撃つことに。「絶対に左手を離すな」とか「しっかり踏ん張って」などと言われよけいプレッシャーがかかり、半分パニック状態で一発目発射・・・。ものすごい、聞いたこともない爆音がしまして・・・。もはや言葉では表現出来ないほどのすごさ。ツアーが終わってからも耳には激しい音が残り、手には銃の衝撃がピリピリ残っていた。

ツアーの帰り道でアウトレットの巨大なショッピングモールで降ろしてもらい買い物を。と言っても女性が喜ぶようなSHOPが多くて、オレたちが熱心に見入ったのはおもちゃ屋(笑)。おもちゃ最高!おもちゃ万歳っ!

サンレモに帰る前に、MGMのカジノ内を通ったのだがここでまた度肝を抜かれるコトに。目の前には映画やTVでみたカジノそのままが広がり呆然と立ちすくむのみ。カジノ内にライオンが飼われているのにも驚いたが、一番驚いたのはカジノのデカさ。ギラギラと光って目に飛び込んでくるカジノの電光がそれに拍車をかけ、360度見渡す限りギャンブルの嵐。一人だったら間違いなく迷宮入り状態。自然にテンションは高まっていった。

とにかく音がうるさい バーンっ!バーンっ!
射撃場 友人が撃ってるトコ

ラスベガスに訪れる80%の観光客が行くといわれる地球の観光地グランドキャニオン。しかし、ここ2〜3日のラスベガスの天気は稀にみるほど悪くグランドキャニオンに行くためのセスナが飛ぶかどうかも怪しい状態だった。仮に行けても、ガスや霧なんかで見れないかもしれないと言われた。

初セスナでこんなに居心地が悪くて、狭い鉄の箱が果たしてちゃんと飛べるんだろうかと多少ドキドキしたが、そこから眺める景色は格別でまさに地球を感じた。グランドキャニオンに近づくにつれ雲が多くなり、バスで絶景ポイントに行った時には真っ白・・・。「なんだよ〜・・・」なんてふてくされおみやげコーナーを見てたら、別の日本人観光客が「あ〜!見えた〜!見えたよっ!」と叫んだのでダッシュで行って見ると、一瞬だけ霧が晴れそこには目を疑うような素晴らしい世界が広がっていた。あっけにとられてるとすぐ霧がかかってしまい、ろくに写真も撮れずに、グランドキャニオンは静かに消えていった。

ホテルに戻り、食事を済ませたら散歩へ。ラスベガスは昼と夜とでは、街の姿を変える。これを実感した。ストリップという大通りではどこを見渡してもネオンの綺麗な建物で覆われ夢の中にいるかのようだった。そのストリップ通りから少し離れたところにあるのが、「Hard Rock Cafe」。ラスベガスに来たら絶対行くって言ってた友人と、そこそこビビりながら夜の街外れへ繰り出す。危なげなく着くと、店内はデカい地元の人やら観光客だかでわんさかにぎわってて、入り口で2人で軽く絶句。そこではピンバッジを購入。

ホテルなのにジェットコースターあり
NEWYORK NEWYORK
まじパリに来たのかと・・・
PARIS
まず名前がイケてる エクスカリバー
EXCALIBUR
有名なベラッジオの大噴水
BELLAGIO
アラジンのバフェは大人気で断念
ALADDIN

この日はみんなそれぞれやりたいことをしようということで各自自由行動となった。午前中は「KENO」というカジノの数字当てゲームにはまり友人3人とずっとやっていた(当たりはしなかった・・・)。当たりそうだよなーって思わせといてハマらせて、がしかしそんなうまくは行きません。これぞギャンブル。

午後になると、友人と2人で買い物がてら街を散策。本場のビックマックも食べて上機嫌。ハンバーガー自体はそこまで大きくなかったけど、ジュースのカップがとてつもなくデカい。しかもドリンクバー形式なのね。そのあとALADDIN内にある「DESERT PASSAGE」というショッピングモールへ。面白い雑貨屋やポップアートの店なんかがあって楽しめた。そこで妙なオブジェやらを購入。

晩ご飯は、人気のバフェがあるALADDINにMGMから無料モノレールに乗って行ったが混み過ぎで断念。途中、有名なBELLAGIOの大噴水に幸運にも出くわし、大感激。そのBELLAGIOから出てるモノレールに乗りMONTECARLOというホテルのバフェに。空いていたが、すごく美味しかった。 最後の夜ということで、夜景を思う存分満喫し、ホテルに戻ってカジノを。ひたすらこれだと決めたスロットをやった(結局ダメだったけど・・・)。

ラスベガスは眠らない・・・。

最終日は帰るのみ。朝から空港へ向かい、さみしさとなごりおしさを感じつつ飛行機の中ではZZZ・・・。成田からの電車内でもZZZ・・・。ラスベガスを多く感じていた分、嫌というほど眠れた。

気候に恵まれなかったのは残念だったが、夢を見れた素晴らしい旅行だった。カルチャーショックを受け、刺激のある街で過ごした5日間はより自分を大きくしてくれた。それと、もうひとつ感じたことは、自分は世界に通用する相当な「雨男」じゃないかというコト・・・。ラスベガスに一緒に行ったメンバーと以前からよく旅行しているんだけども、沖縄に行ったときには近年にはない大型の台風が発生しさんざんな目にあった。ひょっとしたら自分ではないかも知れないがオレは自分が強烈な雨男だと思ってならない・・・。
aboutに戻る

▲page top